
|
 |

朝 海の中にいた。
水中で 多くのグループが 水流に
飛ばされていた。
抵抗する間もなく 水流に
飛ばされていた 。
今日の 潮の流れは 尋常でないなぁ
。。
赤い警戒信号
。
しばらくして シップに
戻る
30分後 大きな波が来た
シップは その時 水深測定器で 水深50メートル程度の
ポイント。
それでも 軽くフワッとした。
大きな船が
フワッとした。
波が 島々に
何時間も 今までに見たことのない強さで 強烈に ぶつかってた。
島と島の間の海に 段差ができて 1時間以上 川のようになっていた。
水面には 水底から
吹き上げられた熱帯魚が おなかを ふくらませて 水面に 浮いていた。
自然は なんて
強烈で
なんて
残酷なんだろう。
その日の夕方 ふたたび 海に
入った。
水深
12メートル付近から 水面までの水中の景観が変わってた。
何もなくなって 瓦礫と化していた。
ここに その当時 滞在していたとしたら…
そう考えると ゾッ
と した。
水底の景観は チョットやそっとの
強烈な海の流れなんかでは びくともしない。
それが 何にもなくなった。
陸上でおきた悲惨な状況以上の事が ここで 起きたのだろう。
2004年12月26日 地震により 世界的に 津波が発生。
それにより いたるところに 被災地ができた。
年末の賑やかさも重なり
津波による被害は 予想をはるかに超えていた。
港に戻ると 街は 消えていた。
|
|
|
 |
|

|
|