＊ あした の できごと ＊ バッグ　ひとつ　行き先　ひとつ 飛行機　のって　そらを　とぶ こころに　おおきな　たいようを 大切な　キーを　わすれずに 握りしめれば　いっつおーらい どうして　そこに　いくのかな したい　ことが　あるからさ こころに　秘めた　欲望が あきることなく　湧いてくる そんな　よくぼう　なんに　なる それが　げんじつ　なるわけ　ない そうこう　いってる　あいだから けげんそうな　くろい　くも ふみこまれたら　どたん きゅう のみこまれることを　想う なら くもの　むこうを　のぞいてみよう くものむこうの　まだ　みぬ　世界 前だけ　みている　不思議な　たび さきばしる　ばかりの　この　きもち いつ　の　ころから　わすれたの それは　きっと　高校生 どんなときも　先走り まわり道なんて　いざ　しらず こころは　いつも　さいたん　きょり こころは　いつも　だいたん　きょり あたまのなかは　そのさき　ばかり あたまのなかは　そのこと　ばかり ひとは　それを　むぼう　と　よぶ 前だけ　見ていて　前だけ　すすむ おもいむくまま　前へと　すすむ 目の前の　ふうしゃが　あばれたのなら 前へと　前へと　進んでいこう 目の前の　ふうしゃが　あばれたのなら 前へと　前へと　倒していこう 倒して　倒して　すすんで　いこう ちっぽけな　わたしが　風車に　いどむ ちっぽけな　わたしが ひろい　せかいを　眺めて る 水が　ないと　うまれることさえ　できないのに 日差しが　ないと　ひかり　さえ　みえないのに 今日は　土のなかで　芽を出して まだ　見ぬ　空を　想像し まだ　見ぬ　太陽を　想像し 前へ　前へと　進んで　ゆく むぼうな　タネは　どこへと　むかう まっくらな　世界で　見たこともない風景を 暗闇の　なかで　まだ　見ぬ世界　おもい浮かべる 出会ったこともない　風や　光　そして 雨　雪　たつまき　いろんな事を それとも　なに　ひとつ　考えないで 表皮を　やぶり　欲望の芽を　伸ばし ただ　ただ　日の射す方へ　希望の先へ 伸びゆく　の か な ちかごろ　そだった　ラフな　わたしを どこかの公園で　遊ばせてる　うちに スーツ　に　着替えて　空港　むかう 搭乗前に　髪も　ざっぱり　切って 今までの　わたしは　後 先 知らず さっき　までの　わたしは　どこに　いる わたしの　残像　どこに　いる 公園のなかを　散歩　ちゅう それとも　祭りのなかに　いる　の か な　 そんな　むかしを　切り替えて 自分さがしの　旅へ　いこう 飛行機　乗って　新天地 くもの　むこうの　新天地 海を　渡って　くすりと　わらう まだ　見ぬ　世界を　くすりと　わらう 街に　ついたら　手を　あげて ほしい　情報　集めて　まわる へい　たくしぃ　やぁ　たくしぃ いろんな場所へと　おねがいします いろんなひとに　あい いろんなことを　みて いろんなはなしを　きいて まちのけしきを　身に受けて 肌で　衝撃　受けて　ゆく 無謀が　確信　　確信が　現実　　かわって　く 胸の奥で　小さく　小さく　かえて　ゆく このまちの　風景 このまちの　ひとたち このまちが　求めていること わたしが　生きていく　スタイルさがし あてさき　しらずの　ホテル暮らしが　はじまったら みえない　いとを　みつけなきゃ そうなる　まえに　みつけなきゃ わたしのなかの　あかい　いとは　どこにある そう　かんたんには　みつからない だけど　みつかるときは　めのまえに いきなり　きゅうに　あらわれる きょう　初めて　であった街で わたしが　みたもの　かんじたもの いろんな　けしきを　おもいだす あしたは　どんな事が　あるのかな あしたに　こたえが　でるのかな あしたは　なにかが　きまるかな 目が覚めて　ふかい　呼吸で　とびだそぅ 街ゆく　くるまに　手を　あげて ひと　ひと　ひとに　あいに　ゆく ゆうがたの　たいようも　すぎさった やみも　はじまる　ごご　ろくじ これからの　わたしに　ひつような場所　が これからの　わたしの　かぎになるひと　が 笑顔　で　わたしを　うけとめた こころが　ちいさく　ふるえたよ こころが　ちいさく　よろこんだ きっと　これが　うんめい きっと　これが　ぐうぜん そして　きっと これが　むぼうの　かたまり このまちに　きて　よくじつに 希望の　しごとに　めぐりあい よくよくじつには　希望の　へやに　めぐりあい あらたな　せいかつ　いのちを　ともない　うごきだす ばたばた　しながら　いまを　いきる たのしみながら　いまを　いきる それを　だれかゎ　ぐうぜんと　いう それを　わたしゎ　ひつぜんと　ゆう

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