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いつもの ように とびらを 開けて
いつもの ように 開放チュウ
どこかの くにでは へやの 空気が
ながれていると 幸せが やってくるんだって
そよかぜの ように
わたしも そう おもっている
いつもね 部屋に 用意して 待ってるの
みえない アミを ドラクロワ の 絵のように
風に なびかせ 張ってる の
誰が 訪れるかは 出逢っての 楽しみ
リョウテを ひろげて 待ってます
キャピュレット と 間違えて ロミオ が
アミ に かかったら どうしよう
目が覚めて 眠気 まなこで 起き上がる
そっと 静かに 秋 の 便り が 届いてた
小さな どんぐりに よりそう ように
ふたつの おちば が こんにち わ
だけど わたしは 気がついた
世界が 変わる瞬間 気がついた
穏やかな世界が 緊張の世界に
変わる 一瞬 に
カラダを 丸めた スズメバチ
空を 見上げて 呼吸をしてる
おしりの 部分が かすかに 動く
どこかで ハリは 使ったみたい
使命を 終えて 臨終の 時間
だからと いって ・・ 私の部屋 ?
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スズメバチ の 寿命が みじかい 理由
今の わたしに わかりません
だけど この 部屋が あなたの
安らかなる 永眠 の 場所 に なるなら
そっと 静かに めとりましょう
だけど 微妙に コワイので
しばらく そっと みないフリ
時間の 経つのを 待つばかり
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