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ニュース |
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津波 スマトラ沖地震 現場の声 |
2006/11/11 |
「パンガ県 カオラック 周辺では
回収されていない遺体を たくさん見た。
救援に必要な資材一部には バンコクから取り寄せる必要もあり
救援の遅れる原因となっている。」
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タイ 首相
「津波の少し前 突然澄みきっていた海水が
強い底流と供に濁ったので、何かが起きると感じた。
潮に流されないよう 夢中で 水面に浮上した。」
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ピピ島沖をダイビング中だったダイバー(38)
「海岸線が一気に2、30メートル引いた後
ものすごいスピードで (第一波の)津波が やってきた。」
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津波発生当時 ビーチにいた観光客
「100人乗りの観光船で ピピ島に向かっていると
突然 海が2つに割れたようになり 船の右側が盛り上がった。
続いて、船が 波の上に 持ち上げられ
300メートル前方のピピ島のホテルの2階が 同じ高さに見えた。
数時間 海上で待機したあと プーケットへ引き返した。」
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ピピ島に向かっていたアメリカ人男性(47)
「ビーチにいた時、第一波がやってきたので
ホテルへ逃げ帰ろうとしたが 間に合わず 第2波に さらわれた。
周辺に、車やイスが浮かんでいるのが見えた。」
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ダイヤモンド・クリフ・リゾートに 宿泊していた観光客
「津波が押し寄せたホテル1階は、泥だらけになり
2階にあるロビーには、けがをした観光客らが運び込まれた。
停電でテレビも見られず 何が起こっているのか分からなかった。」
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パトンビーチのホテルに宿泊していた観光客
「ピピ島の海岸で遊んでいると津波がきました。
早く逃げろ! というお父さんの声で
島の中へ 走りました。
でも、弟(知槻君)(08)(小2)が 転んだので お父さんが助けに戻り、
その後はわかりません。 お母さんも どこか わかりません。」
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家族4人で 旅行にきた 杉本遼平君 (12)
「津波の直前 海面で魚が一斉に跳ねていた。
これはおかしいと思い 高台へ 走った。」
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タイ・スリン ユパ (83)
「海岸線から100メートル離れたホテルの室内にいた。
ゴー という嵐のような音が聞こえて、1、2分後 第一波が襲ってきた。
海水は ホテルの外でやってきた。驚いていると、10分後 強力な第二波の
海水が 1階の 天井まで 飲み込んだ。」
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ギリシャから来た男性(37)
「突然 停電になった。
1階のフロントに、苦情を言いに行くと
玄関先の道路が冠水していて 驚いた。
すると また 海水が やってきて
車が、大きな音を立てて 玄関近くまで 流されてきた
。」
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パトンビーチ のホテルに宿泊していた観光客
「空港にいたら、停電になった。
窓から外を見ると、茶色い高波が滑走路に押し寄せてきた。
すぐ空港内が停電し 空港閉鎖を告げる放送が流れた。
用意されたバスで、そのまま 山側の学校の講堂に避難した。」
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朝、プーケットの空港から出発予定だった観光客(32)
「窓の外を見ると、沖の方から土が盛り上がるように
茶色の水が、空港に向かってきた。」
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朝、プーケットの空港にいた観光客(27)
「室内に、ビーチにあったイスなどが流れ込んだ。
お金もパスポートも何もかも流されてしまった。
役所の庭で、眠れぬ一夜を過ごした。」
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パトンに滞在していた日本人観光客
「ビーチから「キャー」という叫び声が聞こえてきた。
窓から見下ろすと、海岸に高波が押し寄せて 人が逃げまどっていた。
道路は 横転した自動車で ふさがれ
海岸沿いに並んでいた土産物店は、波にさらわれて消えていた。
ビーチから空港へ向かう道は 避難者であふれていた。
車は通れず バイクタクシーで 空港にたどり着いた。」
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パトンビーチ近くのホテルに宿泊していた観光客
「遠くの海が少しずつ茶色く染まるのを見て、何事かと思った。
港の船が次々 沖合に急発進して、避難していくのが見えた。」
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島西部の「メリディアン・ビーチ・リゾート」のテラスで朝食中
「泳ごうとして浜辺に出たら、急に波が引いて
カニや魚が置き去りにされた。
面白がって遊んでいたら 周りの人が何か叫び始めた。
沖を見ると 波が迫ってきていた。
あわてて 50メートルほど離れたホテル目指して引き返し
途中で目に入った高さ約1メートルの ブロック塀に よじ登った。
波は、ブロック塀の真ん中まで やってきた。」
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バンタオ・ビーチにある「ラグーナ・ビーチ・リゾート」
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