* * * * * * *
「君はいつも ニコニコしているね。」
おいかっけこして遊んでいた 風の子達が太陽に向かって言いました。
たしかに 他のみんなから見たら 太陽はいつも穏やかで
誰に対しても にっこり*
毎日が とても幸せそう・・・
しかし 本当にそうでしょうか*
誰も気が付いていないけれど 太陽のココロは
グレーで染まっていたのです。
:*: ボクがいなくったら みんなが悲しんでしまう。
みんなの悲しいカオを見るのは イヤだ。
でも・・ボクも風達のように 色んな場所へ行ってみたいな・・:*:
太陽は誰にも相談出来なかったけれど 自分も風の子達のように
思い切り走ってみたり 飛び跳ねてみたりしたかったのです。
そう思うのは 仕方のないことです。
なぜならば この太陽はまだ 遊び盛りのちいさな子どもだもの。
それに・・・まっくろな夜の世界にも ほんの少し興味がありました。
「あ〜ぁ。ボク 青空や明るい街並はもう飽き飽きだよ。もっとさ
暗い暗い夜だって遊びたいなぁ。お友達も たくさん欲しい。
だってボクは・・・」
そう 太陽の子は うまれてから お父さんとお母さんに会ったコトがなく
いつもココロはひとりぼっちでした。
お友達はいるけれど 彼らには 帰る家と抱きしめてくれる家族が居ます。
*人々の心と身体を ぽかぽかに*それが お前自身の 幸せなんだよ*
そう書かれたメモを 太陽の子のお父さん・お母さんの知り合いだという
くもじいさんカラ 昔渡されました。
太陽の子は 今までずっとずっと このメモの言葉を守ってきたのです。
*ツヅク*
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くっきーぽっきーsanのkotobaから うまれた物語(O´ェ`O)
ぶわぁ〜:*☆:*。゚+
とイメージが アタマの中に広がりました*
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