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ふわっと した その 瞬間から
時間 が ゆっくり 動き 出した 。
投げ出された 身体が 宙を 舞い
視界に 広がる 蒼い 空
視界の 端に 両足 見えて
隠れることなく 浮かん で る
ゆっくり 視界が 沈み だ し
あたまを 下に 落ちて い く
重力に 逆らわない ように
流れる 景色に 身を まかせ 。
あたまを 地面に 打ちつけて
そのまま 静かに 横たわる 。
暫く 放心 身動き 取れず 。
視界の なかで 星 まわる 。
あたまが どんより 痛くって
吐き気も するし まぢ やばい
現場に たたずむ 第三者 。
あんぐり くち あ け ただ 茫然 。
空気を 察して フニッ っと 笑い
冗談半分 言って み る 。
明日に なったら 生きてるかな ?
あたまの 血管 次第かな ?
冗談 言えたら 大丈夫 。
くすっと 笑われ 、 場が 和む 。
翌朝 、 いつもの 時間、いつもの場所で
いつもと 変わらず 起きてる ワタシ
あたまの 血管 頑張ってくれたんだ。
また ワタシを 救ってくれたね 。
もすこし いたわろう 自分のカラダ 。
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