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第二次世界大戦末期の硫黄島での戦闘を描いた映画
「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド監督)に触発され、
新聞が、戦闘に参加した元米兵を探しだし、インタビューを掲載している。
硫黄島の戦闘は、兵士しかいない戦場で
軍同士が 正面からぶつかり合う戦いだった。
◇
■硫黄島戦の元兵士の言葉
「私が映画を見たいと思ったのは、それがどれほど真実に近いか知りたかったから。
戦闘の間、われわれは眠らなかった。
照明弾がひっきりなしに闇を照らし、敵が走る姿まで見えた。
戦いがいつまで続くのか、その状況を切り抜けられるのか、まったくわからなかった」
ピーター・ワイツ(86)
「日本兵はクモの巣のように張り巡らされたトンネルから突然現れ、
やりたい放題やって、また地下に潜った。
摺鉢山に星条旗が翻ったときは、長いトンネルの向こうに勝利の光を見た思いだった」
イジー・バーラス(84)
「どこにも安全な場所はなかった。
上陸するとたちまち、日本兵が銃撃を始めた。それは、虐殺だった」
エルマー・グデリアン(82)
「最悪の戦闘だった。
われわれには日本兵は見えないのに、やつらにはわれわれが見えていた」
ジョン・ムーン(90)
「映画や写真は 多くのことを伝えてくれる。
しかし、本当のことを知ろうと思ったら、現場にいなければならない」
アドルフ・カラファット(82)
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