徒然草々  mo do ru

2006/09/30
15:33
 * カトちゃんさん | クワンシーの滝へ、チャリダーがゆく *

写真左:イエーイってポーズをしてくれた子供達
写真中:疲れも吹っ飛ぶ田舎道
写真右:ドイツ人が私のカメラで撮ってくれた。うまいなあ



私、カトちゃん、昨日頑張りました!!
32キロ先のクワンシーの滝まで、チャリで行っちゃいましたー!!!

すごくない?(←誰も言ってくれないから自画自賛)

でもね、マジきつかった。

まず、マウンテンバイク(MTB)がきつい
一応足だけは着いて、ギア付きMTB。たぶんノンメーカー。
いや〜、やっぱりチャリは体型にあったのが一番だなーと実感しました。
ハンドルが遠くて体制がキツイ。
そしてハンドルがサドルよりも高くて、全体重がケツに…。
ただでさえダートのガタガタ道。
痛くて下りではほとんどペダルに立っていたので、足も疲れたさ。

でもね、途中の道や集落で見られる、
都会の人々とは何かが違う素朴な笑顔。すれ違う人に
「サバイディー!(ラオ語:こんにちは)」って挨拶すると
元気なサバイディーが100%返ってくる。
人々の「サバイディー」が私の元気の源でした。
チャリ旅の醍醐味ですなー。

青々した南国の木々たちの上から、真っ白な入道雲がモクモク。
ニワトリが足早に道を横断し、
なぜかドロンコの水牛が沿道の草木を食いまくる。


っつーか、この道、ずっと上ってないかい?

川の上流に行くわけだから上りよねえ。そりゃそうだ。
やばい、かなりお疲れモード。
チャリで日本一周したといっても、それは遠い過去のこと。
もう5年も経ってますからっ!
今ではその面影もなく、ただトドのように肥大化する日々…。

いんや! 今の私は仮の姿のハズ。
そんな自分からオサラバするためにも漕ぐのだああ!

ちくしょー、上り坂ダートめっ!
島国ニッポンをなめるなよー(←誰もなめちゃいない)


はーはーはーはーはーはー…


ぜーぜーぜーぜーぜーぜーぜー…


ぜーぜーハーハーするのも、ちかれました…



やっとだどり着いた滝は素晴らしかった。
少〜し白濁して青みがかった水。
足を浸すとビックリするほどヒンヤリ。
滑らかな岩肌をすべるように流れ、太陽の日差しが反射してキラキラ輝いている。
みんな水着で泳いだり、滝の上から飛び込んだり楽しそう。
水着持ってない私は写真取りまくり。

同じ一眼レフのデジカメ、EOSシリーズを持っていたことから仲良くなった、
ドイツ人男性2人組みに、写真のレクチャーを受けたりして
とっても楽しい時間を過ごせた。

チャリに戻ると16時。うわーお、到着19時???
やべー! 暗くなるじゃんよー!
ラオス・ルアンパバーンの日没は17時30分。
太陽が姿を消すと、考えられないほど暗くなる。
道に街灯なんてないからね。
とにかくこのダートは明るいうちに抜け出さねばならーん!


途中、少数民族(モン族だとか)の村に、
ちょこーーーっと寄り道し猛ダッシュ!!  
えーん、もっとじっくり見たかったよお。

まだ残照が山のシルエットを浮かび上がらせている18時、
無事ダートを抜け出した。ほっ。

MTBを返したらさらにドッと疲れが出てきた。心地よい疲れ。
宿までトゥクトゥクで帰ろうかと思ったけど、
なんか本末転倒のような気がして、頑張って歩く。

夕飯は豪遊だ!
メコンフィッシュのトマトソースがけを肴に
ビアラオで乾杯!! チャリ最高ーー!!!
(でもバイクならもっと楽しいかも、と思うヘタレかとちゃんでした)




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2006/09/30
15:59
ポリンキー
うをっ、子供たちの笑顔まぶしー!
滝の写真もすっげー楽しそ。
滑って落ちませんよーに(^^;ゞポリポリ
2006/09/30
17:18
kki pki
右の写真は、ココロに訴えるいい撮り方のポイントが
ありますね。((*´v`))
滝までの 上り坂。どうこなすのか 楽しみでした★
言わなくて ゴメンナサイ 。;
でも 無事に 帰還できて よかったですね。
いいなぁ。そういう時の ビアラオ!
2006/09/30
20:27
カトちゃん
<ポリンキー>
そうなの! 子供たちの笑顔がいいでしょー!
その辺ウロツクにも手ぶらで行きたいのは山々なんだけど
つい、シャッターチャンスがあったら、と思うと
カメラバッグを持って出てしまう。
根っからの貧乏性なんですねえ

<kkki ppki さん>
あーー、知ってたんですねえ(笑)
でも、まあつらいだろうな〜とは思ったけれど、
やっぱりつらかったですねえ(汗)。
でもその後のビアラオはこの旅一番のウマさでした。
あののど越しのために走ったと言っても過言ではないかも。
謝謝

謝謝


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